住宅ローンに関する情報はとっても多いですよね。
固定金利か変動金利か、繰上げ返済は得か損か、など細かい話ががたくさんあります。
住宅ローンの前に、賃貸が得なのか持ち家がいいのかという話だけでも、とても多い量がありますね。住宅は大きな出費なので真面目に検討することは大事ですが、細かい違いにばかり気を取られてしまって、どちらかが得か損かにばかり気を取られてしまっていては、お金持ちにはなれません。
そもそもなぜ人は借金をするのでしょうか?
借金をするなら、金利は安いほうがいいですよね、損するよりは得した方がよいです。ですが最終的に言えることは、借金をすることが得なのか損なのかは、今後の経済状況についてどのような見通しを立てるのかでほぼ勝手に決まってしまいます。
細かい条件を比較したところで大きい差はありません。出てくる問題に多くの時間をかけるぐらいでしたら、お金をつくることのために時間を有効活用した方がずっと効果的ではありませんか?
そもそも借金は何のために行うのか?
借金と言うものは基本的に手元により多くの現金を残しておくために行うものであると考えています。
将来の方が物価が上がっていて、実質的な借り入れ金額が減る見込みがあるのであれば借金をした方が得になります。
物価水準が同じであっても、借金をすることで手元に残したお金がより多くのお金を生み出す可能性があるならば、借金した方が得ということになりますね。
現金で物件を買えるほどのお金持ちであるにも関わらず、ローンを組んで住宅を買っている人がいるが、その方達は、ローンの金利よりも手元にある資金の運用利回りの方が高いからでしょう。
賃貸派、持ち家派という概念はそもそも存在しない!?
繰り上げ返済にも同じことが言えます。将来に向かって金利が上がると予想される場合には、借金を返済してしまった方が得になります。
その一方、将来金利が下がることが期待される場合には、無理に繰り上げ返済せずに、ゆっくりと返済を続けた方が得をします。
ローンが得になるのか損になるのかは、一概に言えば、経済状況の予測にかかっていて、将来を予測するのかで、特にも損にもなります。
こう考えていくと、賃貸か持ち家かを比較して優劣をつけるようなものではないことが分かってきますね。
手に入れる物件の資産価値が上がると思えば少しくらい無理をしても物件を購入した方が得をします。
それとは逆に、将来資産価値が下がると思えば賃貸物件に住んでいる方が得策ですね。
賃貸派、持家派などというものはそもそも存在しないと考えます。
将来的に考えて資産価値が上がると思えばローンを組んで住宅を購入すればいいですし、逆であれば賃貸を選べばいいと思います。
将来自分自身の生活水準が下がる事が予想される場合には、物件価値があまり高くない物件でも、相対的に価値が出てくる可能性があるのではないでしょうか?